ごきげん習慣④スキンケアの時間を丁寧に

ひろみ

「スキンケアの時間を丁寧に」――“触れる”ことで自分を大切にする

洗顔後、鏡に映る自分の顔に、

「あれ?ちょっと疲れてるかな…」と思うとき。

それでも、ゆっくりと手のひらでお肌にふれていくうちに、

ふしぎと気持ちまで、やわらかくほぐれていく――

そんな経験、ありませんか?

スキンケアは、ただのお手入れではなく、

“今の私と向き合うための、大切な時間”なのだと思うようになりました。

スキンケアは、“今の自分にふれる”時間

朝の洗顔後、ひんやりとした化粧水がお肌にしみていく感覚。

夜、ゆっくりとクリームをのばしながら感じる、自分の体温や手のぬくもり。

その瞬間、私たちは無意識に「今の自分」にふれています。

「今日はちょっと乾燥してるな」

「この部分、少し疲れてるかも」

そんな“気づき”が生まれるのが、スキンケアの時間なのです。

手のひらは、最高のセラピスト

年齢を重ねるにつれ、お肌の変化は自然なもの。

シミやしわ、くすみ…気になることはもちろんあります。

でも、鏡の前であれこれ気にするより、

そっと手のひらをあてて、「おつかれさま」と声をかけるようにするだけで、

不思議と気持ちがほぐれていきます。

私たちの手のひらには、“自分を癒す力”があるんですね。

クリームを塗るとき、手のひら全体を使ってゆっくり包みこむようにすると、

お肌も心もほっとして、「よし、また明日も頑張ろう」と思えるから不思議です。

道具や香りも、“自分を愛するツール”に

お気に入りの香りの化粧水、

やさしく肌に沿うコットン、

手になじむミラーやブラシ――

使うものをひとつひとつ、「好き」で選ぶと、スキンケアの時間が“特別な儀式”に変わります。

朝は、爽やかな香りで気持ちにスイッチを。

夜は、深い香りで一日をやさしく包みこむ。

そんなふうに、香りや道具の力を借りると、毎日がほんの少しごきげんになります。

“年齢とともに美しくなる”という考え方

若さを保つためのスキンケアではなく、

年齢を重ねた今だからこそ持てる“しなやかな美しさ”を育てる時間。

たとえば、目尻のしわは、たくさん笑った証。

首の肌のやわらかさは、丁寧に生きてきた時間の証。

そう思えるようになると、スキンケアは「何かを隠す作業」ではなく、

「自分を慈しむ習慣」になります。

まとめ:お肌にふれることは、自分を肯定すること

スキンケアを“義務”ではなく“喜び”にすること。

それが、私のごきげん習慣のひとつです。

疲れているときこそ、ほんの少し時間をかけて、

ゆっくり、やさしく、ご自分のお肌にふれてみてください。

その手のひらが、心までもふんわり包んでくれるはずです。

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