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〜血流と代謝を味方にするナイトケア〜
ジムで心地よく身体を動かしたあとの時間。
その余韻を、「わたしの美しさと癒しの時間」へとつなげていけたら、心も体もさらに整っていきます。
今回は、ジム帰りの夜におすすめのスキンケア・入浴法・睡眠ルーティンを、
血流と代謝の観点から、脳科学とホルモンの知識も織り交ぜてご紹介します。
筋トレ後は「美容のゴールデンタイム」
ジムでの運動のあと、体温が上がり、血流も活性化。
このタイミングは、栄養の吸収力も、お肌の再生力も高まっている“美容のゴールデンタイム”です。
さらに、運動によって成長ホルモン(アンチエイジングホルモン)が分泌されやすくなっているため、
このタイミングでのスキンケアや睡眠は、まさに“美しさへの投資時間”。
わたしのジム帰りナイトケアルーティン
1. お風呂で「温めながら整える」
ジムで汗をかいた後でも、シャワーだけで済ませずに、ぬるめのお風呂にゆったり浸かることがポイントです。
- 湯温:38〜39℃のぬるめ
- 入浴剤:炭酸系・エプソムソルト・ラベンダー系など
- 時間:10〜15分、ぼんやりと目を閉じて深呼吸
この時間、脳内では「副交感神経」が優位になり、ストレスホルモン(コルチゾール)が静まりやすくなります。
まるで心のホコリを流すように、静かな夜の準備を整えていきます。
2. 血流が高まっている時のスキンケア
入浴後は、肌の血流が最も良い状態。
この“温まった肌”に、やさしくご褒美を与えるようなスキンケアを。
- 導入美容液で水分の入り口を整える
- 化粧水は手のひらで押し込むように、重ねてたっぷり
- 美容オイルやクリームでふたをして、艶とハリをサポート
血流がよいと、成分の浸透も高まり、肌の再生を担うターンオーバーも整いやすくなります。
3. 睡眠前の“脳のクールダウン”習慣
スキンケアが終わったら、最後は心を静めて眠りにつくための準備を。
運動後は交感神経が少し高ぶっていることがあるため、脳をクールダウンさせる時間が大切です。
私の夜の癒しルール:
- スマホはお風呂のあと見ない(脳をブルーライトから守る)
- 間接照明とアロマでリラックス(おすすめはゼラニウム、オレンジスイート)
- 1分の呼吸瞑想(呼吸に意識を向けるだけ)
この習慣は、「寝る=わたしを整える儀式」だと脳に教えてくれます。
結果、深い眠りが訪れ、夜の間に成長ホルモンが働いて、肌も身体もリカバリーされていくのです。
「自分を大切にする時間」は、心を潤す美容液
日中がどんなに慌ただしくても、
夜のこの時間だけは、自分を“やさしく扱う”ことに集中してみる。
「今日もありがとう」
「よく頑張ったね」
そんな言葉を心の中でかけながら、スキンケアをし、深呼吸をし、ベッドに入る。
その積み重ねが、見た目の美しさを超えた“芯のある輝き”を育ててくれるように感じています。
おわりに 〜美しさは、がんばりすぎない中にある〜
ジムで身体を動かすことも、
お風呂で心をほどくことも、
眠りの前に呼吸を整えることも——
どれも「がんばる」のではなく、
“今のわたし”をやさしく包むように、そっと手をかけてあげることが大切です。
美しさは、がんばりすぎない中に宿る。
それを少しずつ、肌や表情で感じられるようになる50代の今が、とても愛おしいと感じています。
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