「ありがとう」を言うとき、私たちの脳は、温かい化学反応を起こしています。
それは、人とのつながりを感じたときに分泌される“オキシトシン”の作用です。
このホルモンは、安心感や信頼感を生み、ストレスをやわらげる作用があります。
さらに、“ありがとう”を「言う側」だけでなく、「思うだけ」でも、脳は幸福を感じるのです。
たとえば——
・きれいに咲いてくれたお花へ
・今日も歩いてくれる足へ
・毎日、がんばっている自分へ
たったひと言の「ありがとう」が、心をまあるく整えてくれます。
日常のなかにある「ありがとうの種」を見つけると、脳は「幸せを探すモード」に切り替わります。
これは“RAS(脳幹網様体賦活系)”と呼ばれる機能。意識したものを選び取ってくれるフィルターです。
「ありがとう」の習慣が、人生の色を少しずつ変えていきます。
言葉のひとしずく
今日は、何に「ありがとう」を言おうかな。
その問いかけだけで、心がやわらぐ。
わたしの世界は、優しさに気づく力で満ちている。
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